こんにちは、スピキャリ編集長です。
なんだか最近、SNSの投稿などを眺めていると、月が「流行ってる」ように感じませんか?
この数年で、そんなメッセージをよく見かけるようになりました。
おそらく、これは一過性の流行りではなくて
わたしたち女性が、女性性のバランスを整えるために、無意識のうちに「月」へ回帰しているからだと考えています。
赤ちゃんは胎内に、十月十日(とつきとうか)いる
という言い習わしを、聞いたことがあるかもしれません。
実は、この「十月」は、月のサイクルをベースに計算した場合の「10カ月間」です。
現在の暦(グレゴリオ暦)では、妊娠期間は9カ月と計算されます。
このように、妊娠・出産に関わるものは、本来の「月」の単位で数えられてきました。
それが自然なことだからです。
新月から満月、そして次の新月までのサイクル1周を、朔望月といいます。
本来、朔望月は、生理・月経の周期と一致します。
現代では、このサイクルがずれてしまっている女性が、とても多いといわれます。
それは社会が使っているカレンダーと、月のサイクルがズレてしまっていて、身体が混乱しているからかもしれません。
それだけ、暦の影響は大きいのです。多くの人は暦によって、私たちの日常生活の基礎となるリズムを意識するからです。
だからこそ、どの暦を採用するか?
これは、とても大切なことなのですね。
古来から日本人は、月のリズムを反映した暦(太陰太陽暦)を使ってきたのです。
暦が日本に渡ってきてから、1,200年以上ものあいだ、月のリズムを取り入れた暦が主流でした。
本能的に、月と人が連動していることを知っていたのでしょう。
ですが、今からおよそ150年前くらい。明治5年。
突然、この月の暦は廃止されてしまいました。
これは、当時の明治政府が勝手に決めたことでした。
理由はいくつかあると言われます。
まずひとつめは、明治政府の財政難によるもの。
当時、13カ月あった暦を、現在の12カ月のものに変更。
これにより、1か月分の支払いを帳消しにしたと言われています。
そんな身勝手な理由で、私たちの生活の基礎となる暦が変更されてしまったのですね。
だけど、本質的な理由は、もっと別にあったのかもしれません。
月のリズムで生きること。それは自然のリズムに沿った暮らしでした。人々は、長年、月と暮らしてきました。
ですが、この時代。
歴史を見るとわかるように、明治政府は、軍事国家をつく
具体的には、
など、戦乱に向かって着々と準備が進みました。
そして、明治政府が太陰太陽暦を廃止して以降
日本は本当に、長きにわたる戦争の時代に突入していきます。
実際に、明治〜大正〜昭和時代を通して、戦争を経験しました。
だけど、私たち女性は
誰が戦争を望んだでしょうか?
生活のなかに自然のリズムを取り入れて、宇宙と身体の声を聴きながら暮らす。
本当に願うのは、そんな生活。
これは、月とともにある暮らしなのです。
社会生活をしている限り、太陽暦(グレゴリオ暦)を無視することはできません。
だからといって、月サイクルという女性性のバランスを整えるのに適したものを、捨てる必要はありません。
現代に生きる私たちだからこそ、今、月の暦を生活に取り入れてみませんか?
毎日、月の暦を眺めるだけでもいいのです。
普段の生活や、身体のリズム。それと月の満ち欠けのつながりを意識する。
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