こんにちは。編集長です。
西日本の台風、そして北海道の地震と、大きな災害が続いてしまいました。
読者のみなさまは、ご無事でしょうか。
被害に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。
私も、出身が北海道というころもあり、家族や友人たちが、停電や断水で大変な経験をしている状況を聞いて、本当に胸が苦しい日々を過ごしていました。
一日も早く、元の生活に戻れますように。
2018年9月10日 03:01 乙女座新月を迎えました。
乙女座は土の元素に属する星座です。
乙女座新月では、太陽と月が乙女座に、そして水星も乙女座にあります。
他にも土の元素には、牡牛座・山羊座があるのですが
現在、天王星が牡牛座です。
▶天王星牡牛座時代の幕開け
そして、土星・冥王星・火星が山羊座にあります。
つまり、何が言いたいかというと
今回の新月では、10天体のうち7天体が土の元素の星座(サイン)に属しているということ。とにかく、土の気が強いです。
9月に入ってから、この新月くらいまで、ホロスコープ上では、水星―土星―天王星で、土の大三角形(グランドトライン)を作っていました。
水星は運輸、土星は社会システム、天王星は変化を意味します。
土のサインは、「物質世界」=「私たちが普段くらしている社会」を意味するので、土のパワー過剰に強いときには、大きな社会影響が出ることがあります。
全体的に、物々しい雰囲気ですね・・
ただ、この土の第三角形には、”都市の守護神”である小惑星”パラス”も乙女座にて参加しています。
パラスが、バランスと取って良い方向へ導いてくれたら、良いのですが。。
いずれにしても、「状況が動き続ける」のは確かで、私たち自身もつねに動かざるを得ないようです。
また、他の天体は、すべて水の元素に属する星座です。
金星・木星は蠍座、海王星は魚座です。
先日の蟹座新月の時期ほどではないですが、引き続き、水の気も強いです。念のため、大雨などにも引き続き、気を付けてくださいね。
▶《蟹座新月のコラム》新しい風の時代に向かって
不安を煽りたいわけではないのですが、まだ世界的に地震リスクは高いようにも思えます。乙女座新月の直前にも(日本時間 9/10 4:31)ソロモン諸島でM6.5以上の地震が起きていたようです。
まずは私たちにできることとして、備えだけは、しっかりしたいところです。
(私もまだ備蓄など不十分でしたので、準備しているところです・・)
今回新月は乙女座の18度。この度数は、占い師に向く人が持つ度数と言われます。特に占星術師として有能だとも。
それはなぜかというと、ウィジャボードは、”潜在意識から届くメッセージをのぞき込む”ことを意味しているから。
そして、それによって今回の新月が意味するのは「ひとりひとりが、今後どう生きるのか」という難しい問題に向き合うこと。
天王星が牡牛座に入って以来、ずっと問いかけられているテーマでもあるのですが
「あなたは、どう生きるの?」ということ。
それは、つまり、
「あなたにとって、本当に大事なものは何?」というメッセージでもあります。
これから、私たちはまた、激動に時代に向かっていくかもしれません。これまでの「普通」が「普通」ではなくなるかもしれません。私たちを取り巻く情勢は日々動くでしょう。
だからこそ、何が必要なのか、何が大切なのか、今一度考えるときでもあるかもしれません。
ちなみに、、今回の新月のサビアンシンボルのひとつまえのサビアンシンボルが「噴火する火山」でした。後付けではありますが、強く噴出する力のイメージに、地震のイメージを重ねてしまいます。
目まぐるしく周囲の景色が、変わっていくときです。だからこそ、できるだけ、自分のペースを守って、自分の大切なものが何かを、問いかける必要があるときでもあります。
シンプルに、本当に必要なものを、守りましょう。
そして、最後に。
月の暦ー上半期ーのプロジェクトに連動して、一連の新月コラムを書いてきました。
▶月の暦ー上半期ーlife clean project 関連記事
今日の記事は、上半期最終回です!!
このスピキャリの記事では、占星術を知らない人にも、できるだけ世の中の流れのことが伝わるように・・と専門用語をなるべく減らして書いてきました。
星の動きに思いをはせる時間が、たとえば、自分のことや社会のこと、世界のことを考えたり向き合うキッカケに、少しでもなりましたら幸いです。
半年間にわたり、お付き合いいただき、ありがとうございました。
月の暦下半期も、いよいよ発売開始しました。画像クリックいただくと、販売ページをご覧いただけます。
デザインもお写真も、とても素敵に仕上げていただいたので、良かったら、ビジュアルだけでもご覧になってみてくださいね!