こんにちは!編集長です。
一時期、スキンケアジプシーだった私。
「市販のスキンケア用品は、本当に肌にいいの?」と疑問を持ち始めると、もう何を使ったらよいかわからなくなりました。結果的に、ノースキンケアで過ごした期間もあるほど。
さすがにお手入れゼロだと、小じわができ始めたので・・焦って再びスキンケア用品を使い始めました。
みなさんは、スキンケアどうしてますか?満足してますか?
スキンケアジプシーになってしまった私。
まずは洗顔から!と一念発起。たどり着いたのが「手作りせっけん」でした。
手作りなら、成分がすべて把握できる。
ちなみに手作り石鹼に必要な主な材料は、これだけ。
これらに加えて、精油をつかって香りを付けるのが一般的です。
ただし、この中で「苛性ソーダ」を準備するのがハードルが高い。
というのも、苛性ソーダは劇物指定の薬品です。そのため、身分証明書と印鑑がないと買えません。また、保管にも細心の注意が必要なため、特に小さな子どもがいるご家庭では、購入をためらうかもしれません。
そこで、調べていくと他にも選択肢がありました。
それは「石鹸素地」を使う方法。
ですが、この「石鹸素地」は
できれば使わずに作りたいな・・と思ったのです。
その理由をお伝えしますね。
スキンケア用品の「潤い成分」は、主には “グリセリン”という成分です。
グリセリン自体は、医療や食用などにも使われますが、化粧品の原料としても莫大な量のグリセリンが使用されています。
そのためグリセリンは、大手製薬会社、化粧品会社によって、大量に取引されています。
そして需要があるところに、供給がある・・。
なお、特にグリセリンが多く含まれるパームヤシ油は、インドネシアなどの土地で、乱獲されるという問題が起きています。また、現地の人の過酷な労働環境も問題になっているとの報告も。
低賃金労働や児童労働、危険な農薬の使用・・
その結果、どういうことが起こるかというと、グリセリンなどの有効成分を抜き取ったあとのオイルが、大量に残るのです。
そして、その残ったオイル・・もしかしたら石鹼素地の元になっているかも?
石鹼素地にどんなオイルが使われているか、消費者は簡単には知ることができません。
なので、苛性ソーダの取り扱いには細心の注意を払った上で、やっぱり自然の恵みたっぷりの石鹸をつくりたい!
ということで、私はワークショップに参加して、非加熱で植物の成分を壊さない、コールドプロセス製法という方法での手作り石鹸づくりにチャレンジしてきました。もちろん、石鹸素地は使いません。
素敵な石鹸が作れましたよ~!
(こちらの石鹸は、編集長が自宅で撮影したものです。)
初心者なので、プロのようには綺麗に作れませんでしたが、使い心地は最高です。毎日、家族でわしわし使ってます。
私が、ワークショップに参加させていただいた工房さんはこちらです。
▶ Organic Soap Elements
赤ちゃんのお肌から大人のお肌まで、また敏感肌の方、ビーガン、アーユルヴェーダ志向の方にも安心、安全なオーガニック、ピュアナチュラルの自然石鹸をはじめバス&ボデイケア製品の製造とワークショップの開催。
ワークショップではハーブやスパイスなどの持つ力をそのまま活かす自然石鹸や自然化粧品作りなどを体験できます。
とても素敵なクラフトソーパーさんが運営されています。
みなさまもぜひ、石けんづくりにチャレンジしてみてくださいね!
なお、こちらの工房さんでは、石けんの購入もできます。
ワークショップに参加が難しい方も、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
編集長も、愛用してます。
最後に、美しい石けんの数々をご紹介します。(2018年2月現在の商品です)
《満月の月桃石鹸》
《Avocado&Goat Milk》
《Mango Tango》
《NEEM Soap》
▷写真提供:Organic Soap Elements
追記:植物アレルギーのある方は、成分には注意して下さいね!