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42歳田舎在住「5なし主婦」が起業してみたストーリー <後編>

田舎に住む主婦の快進撃!そのあと、いったい何が起こったのか。

田舎在住「5なし」主婦が起業した!前編はこちら。

42歳田舎在住「5なし主婦」が起業してみたストーリー

念願が叶い、本格的に起業活動をスタートできた。

もがきながらも、反面楽しさを知ってしまった私は、はっきり言ってノッていた。

  • 信用してお金をいただけることへの溢れる感謝。
  • やればできるという自信。
  • 人の役に立てるという悦び。

今まで味わったことがない、満たされるという感覚だった。

仕事がイヤでイヤで仕方なかった独身時代。転職を何回したのかもう覚えていない。
わざと専業主婦を狙って結婚したのは、仕事をしたくなかったから。

 

仕事が楽しい!なんて想えることが、もう奇跡だった。

奥様は体調不良。人生の転換期は何かが起こる・・

順調に活動を続けた3ヶ月後。
多忙なスケジュールと、年齢による体力の衰えか、少しずつ体に異変が起こる。
もともと健康が取り柄だった。
最も重い体調不良は、小学生のときのインフルエンザ。入院は帝王切開のときだけ。

 

そんな私が、なにかおかしい…

 

起業の大きなメリットは「自分で調整すれば休める」ことだと思い、思いきって臨時休業にした。

 

それくらい安易に考えていた。
またいつでも再開すればいいと、お気楽に。

 

それなのに、3ヶ月を優に超えても体調は一向に良くならない。

気が付けば、活動していた期間より、長く休んでいるではないか…

 

けれど、私の中で明らかに何かが変わってしまったことは薄々気づいていた。

 

「起業活動、もうやりたくない…」

こんなの、まだ認めていいわけがない。大金をつぎ込み、起業のために家族が協力してくれたことがあまりに申し訳ない。

辞めてしまうことで、周りにどんな目で見られるだろうと怖かった。

 

やっぱり5なし主婦は大したことがないんだと、自分を蔑んだ。

5なし主婦がついに見つけた好きなこと。

そもそも起業したかったのは、なぜか。それは夫婦関係がうまくいかず、家を出たかったから。

だが、起業活動に夢中になるうちに、いつからかその悩みは解消されていた。
夫はいつも、私を応援してくれた。

 

となれば、私はもう起業をしなくていいのだ。

 

それよりも、私はもっと他に「やりたいこと」を見つけていた。

そにれ気が付いたのは、起業活動を通してだった。

 

起業活動が忙しくなるにつれ、ブログを思う存分書けないことで、フラストレーションが溜まった。それで気が付いたのだ。

 

わたしは、書きたいのだ。

 

集客のためじゃなく、その日の想いや考えをそのままリアルに伝えたい。

 

それが私のやりたいことだった。

主婦起業の結末。築いた(気づいた)境地。

『書くこと』は、今1番エネルギーを注げるモノであり、何よりも愉しい。

 

時間を忘れて没頭できるし、どこまでももっともっとうまくなりたいモノ。

それを確信にして、ようやく腹が決まった。

 

キッパリ活動をやめ、専業主婦として自由にブログを書く生活に戻った。

 

長く続いた体調不良は、きっとサイン。
ほんとにやることを気づかせてくれるための・・・
ほんとのわたしらしく在るための・・・

 

こうして、5なしだった主婦だった私が

起業活動を通して好きなモノに出逢えた。

 

それは「自分のココロに応えた」から。

 

ここまでが「5なし主婦」だった私の自己紹介です。

今、こうやって「書くこと」ができていることに心から感謝します。

この記事を書いた人
主婦ブロガー42歳 三重県の田舎在住、夫と息子の3人家族 婚活に明け暮れた独身時代を経て、37歳スピード結婚・出産 専業主婦歴3年、起業を目指しブログ開設、個人活動スタート 1年後、起業活動停止。現在は専業主婦に戻りブロガーとして執筆中。
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