こんにちは、スピキャリ編集長です。
先日、会社を退職し、現在フリーランスの私。
当然ながら、もうこれまでのように毎月決まった額のお給料は振り込まれません。
会社員がいかに制度面で優遇されているのか、やはり辞めてみるとよくわかります。
ちなみに私は、会社を辞めることをそそのかしているわけではありません(笑)
ただ、「お金」に縛られて人生を送るのは嫌だと思っています。
その根拠を、記事を通してお伝えしたいのです。
ということで、前回お金についての「常識」を壊したいと書いた記事がこちら。
この言葉、強烈ではないでしょうか?
お金のために生きると、完全に人生を無駄にする。
辛辣に聞こえるかもしれないですが、真理が含まれていると思いませんか?
というのも、お金の仕組みを知ると
いかに私たちが「お金」を神格化しているのか、そんなことに気が付きます。
前回の記事では、「お金がどうやって生み出されるのか?」ということを書きました。
今回の記事ではお金の価値は恒久的なものではないことを伝えたいと思います。
みなさまは、ご存知でしょうか?
かつて日本で、ある日突然預金を引き出すことができなくなりました。
「インフレ防止の緊急令出づ けふから預金封鎖 一般引出を禁ず」
国民は「今日から預金が引き出せないこと」を、その日の朝の新聞の記事で知ったのです。
1946年2月17日のことです。
突如、預金封鎖そして新円切替が実施されました。
これによって、預金引き出しが制限され、さらに今までの旧紙幣を使用を禁止されました。
いくら旧紙幣で預金してようが、その資産の価値はすぐになくなってしまいました。
戦後の大混乱していた時代。
現在とは単純に比較はできませんが、それでもそう遠くない過去の日本で、お金の価値が一夜にしてなくなってしまったのです。
経済の専門家は「預金封鎖のリスクは少ない」というかもしれません。
しかし、以前の預金封鎖は「戦後の政府の多額な借金を帳消しにするために行われた」とも言われています。
そして、覚えておいてほしいのは、現代の日本の財政状況もかなり悪いということ。
借金の額のほうが、GDP(国内総生産)より圧倒的に多い状況です。
この状況について、どのように感じるでしょうか?
「お金」とは何か?
世の中には耳障りの良い解釈が溢れています。
何を信じるのか、信じたいのか。
よかったら一度、考えてみてくださいね!