こんにちは、スピキャリ編集長です。
ある日、会社を辞めて、フリーランスの占い師に転身した私。
「もともと占い好きだったんですか?」と聞かれることも多いのですが、特別好きだったかというと、そういうわけでもありません。
それでも、過去を思い起こせばそれなりに「スピリチュアル業界」の方にお会いしたこともありました。
今日は、私のスピリチュアル失敗談をお届けします。
ご縁があって一番最初にお会いしたスピリチュアル・ヒーラーさんはとても良い方でした。その方と出会ったおかげで、この世界を知ることになったのです。
そして、これまでもいろんな能力やスキルをもつ方たちにお会いしてきました。
ですが、その過程で気が付いたのです。
この業界、本物の方もいるけど、ちょっと変わった人も多いということに(涙)
けっきょく私自身が痛々しかったせいで、そのような方を引き寄せたということだと思うのですけどね。当時20代で若かったので・・ひとつご愛嬌ということで。
今ならもう笑い話にできるかな?ということで、私の失敗談を。たとえば、こんな方がおりました。
まず最初にこの方。本物の偽物でした(笑)
スピリチュアルな透視能力があるとのことで、日々セッションをしているとのこと。すごく人気がある様子でした。そして、その方のブログには、いい口コミがたくさんあったのですね。みんながみんな大絶賛。
ということで、私もお願いしたのですが・・失敗でした。
私が「私、今のお仕事向いてますか?」と尋ねたところ「向いてます。」と仰るので、その理由を聞いたのですね。
そうしたら、その方なんと言ったと思いますか?
「うーん、見た目?」
と、睨みつけながら言われました(笑)しかも半笑いだったなあ・・
後で知ったのは、その方は仲間内でお互いに良い口コミを書き合っていたということ。
数か月後には、その方の発信内容やSNSのアカウントは全て削除されておりました。
きっとほんの出来心だったのでしょう・・今となってはそう願うばかりです。
とはいえ、当時の自分を振り返ると、私自身がきっと焦っていたせいで、こういう方と巡り会ってしまったのでしょうね。
次にこの方。ちょっと怖くなりますよ。
わたしが妊活中のとき。数年間、子どもを授からずにいたこともあって、たまたまブログで見かけたスピリチュアルリーダーさんにセッションをお願いして、相談したんですね。
そしたら、こんなことを言われたのです。
「え、今のあなたの状態で、ほんとに赤ちゃんがあなたのところに来たいと思いますか?思わないでしょ(笑)」
なんでお金払って、そんなひどいこと言われなきゃいけないんだー!!と、憤慨したものの当時私も若かったので、なんて言い返していいかもわからず、ただただ閉口したのでした。
最後に、ある占い師さんのサイトで依頼したときのこと。この頃わたしは、占い師として副業を始めようかどうか悩んでいるときでした。
同業の方ってどんな占いをしてるんだろう?という好奇心もあって、同業者OKな方の占いをお願いしました。
おひとりは、四柱推命の方。もう一人が、占星術の方です。
お二人とも文面での回答だったのですが
四柱推命の方は、人気占い師とのことだったのですが、内容ほぼコピペ(涙)
おそらくですが、いろんなパターンの組み合わせごとに事前に文章をつくっておき、それらを張り合わせただけの内容でした。ただただ書籍を読んでるような感じで、全然、心に響きません。
そして、もうお一方。占星術の方です。
この方は、チャットでのやり取り。
「あなたは自分の好きな仕事を見つけるのが難しいし、パートナシップにも困難を抱えてます」と言われました。
なので、仕事は楽しくやってるし、パートナシップも特に困ってないことをお伝えしたところ。
「そんなはずはない!!」と逆切れ。その理屈と根拠をひらすら並べ始めました。
なんだか怖くなったので、そうなんですね、ありがとうございました(棒読み)といって、フェードアウトしました。
当たる当たらない以前に、ネガティブなこと言って、人を傷つけて、何が楽しいんでしょうね。理解不能でした。
個人的な少ない経験から、独断と偏見で書いてみたいと思います。
占い師を選ぶときに、気を付けるポイント。
占いサービスを提供している人のことを見るのはもちろん必要ですが、できれば、お客様はどんな人なのか?また、その方の占いを受けた後にどう変化したのか?そんなことがわかるとベストですね。
占い師というのは、目に見えない世界の情報を読み取ってお客様に伝えるお仕事です。そして実は、占い師が観測した情報をお客様に伝えることにより、その現実化は加速するんです。
ポジティブな変化を伝える占い師のお客様は、ポジティブな変化をする方が多いでしょう。その逆も然り。そして、それは必ずしも、言葉による影響だけではないのですね。
占い師が発するエネルギーに、お客様を同調させるような非言語的な影響力という側面もあります。
なので、一番いいのは結果をみること。
その占い師のまわりには、どんな方たちがいますか?
一方で、ネガティブな占いをする人って、もれなく身近な人の悪口を言ってる気がします。たとえばママ友や友達を非難するようなことを言っているような方は、辞めたほうが良いです。さらに名指しとか、個人が特定できるような批判をしている方って・・。
そんな人、そうそういないでしょ。そう思うかもしれませんが、実際には相当数いらっしゃるのです。
こういう方の占いについては、当たると余計怖い気がします。
占い師というのは、何らかの象徴体系を読み取るお仕事です。高次の領域の情報を含む「象徴」から、現実に役に立つ意味を取り出すのが占いです。
象徴を読み取るときには、どうしても読み手のフィルターがかかるものです。
ある程度のフィルターがかかるのは、完全なトランス状態でもない限りは仕方ないところがあります。
だからこそ、できるだけフラットでポジティブな解釈をしてくれる占い師さんを選ぶと良いでしょう。
とはいえ占い師も人ですから、もしかすると「つらかった過去の自分」を、現在目の前にいるお客様に重ねてしまうこともあるかもしれませんね。
ですがそのときに、自分がどう乗り越えたかをとうとうと語りだしてしまう人は避けたい。自分フィルターかかりすぎなので。
それは優しさから来るものかもしれませんが、占い師は、自分の成功体験を語るのではなく、象徴を読んで伝えるのがお仕事です。
もちろん人によってはカウンセリングやコーチングなどの技術がある方もいらっしゃいますし、占いスタイルは占い師ごとにさまざまです。
ですが、占い師の自分語りで時間が過ぎていくのは・・ちょっと辛くないですか?わたしは嫌だな(笑)それは占いというより、自己啓発のジャンルに近いように思います。
普段から、その占い師の方が相手を差し置いて自分のことばかり話す人ではないか、チェックしておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
いろんな方がおりますが、けっきょくは、自分がその占い師さんを引き寄せているんですよね。
たとえば弱っていて自己肯定感が低いときには、他罰的な人と出会いやすかったりするかもしれません。
占いのセッションを受けるときには、まず、自分の状態にしっかりと向き合うことが大事。
とはいえ、元気がないとき、困ったときに占いに頼りたいこともあると思います。
なので、元気で調子のよいときに、あらかじめ信頼できる占い師さんを見つけておくのがおすすめです。