こんにちは、編集長です。
先日は、オーストラリアからエコライフの達人 Kokoちゃんをお迎えして、エコお茶会を開催しました。
やわらかな綿毛のようにふわりふわりと幸せそうに暮らすKokoちゃんのお話を聴きに、女性たちが集まってワイワイとオーガニックランチを食べて、おしゃべり。
いいよね、こういうの!
今日は、Kokoちゃんに教えてもらったゼロウェイストのコツをお伝えします。
ゼロウェイスト(Zero Waste)って、ゴミを出さないってこと。
ゼロ・ウェイストとは
ごみを焼却、埋立て処理をせず、資源の浪費や、有害物質や非再生可能資源の利用をやめて環境負荷を減らしながら、堆肥化などの物質回収や再生可能エネルギー利用、リサイクルによって、ごみをゼロにする考え方。
ゴミを出さない生活をしている人のことを、ゼロウェイスターって言ったりするようです。100%は難しいから、ミニゼロウェイストとか、ミニゼロウェイスターって言う人もいます。
そんなこと無理だよ!って思いましたか?
だけど、日本ではあまり浸透していない概念というだけで、世界中ではゼロウェイストを実践する人がたくさんいるんです。
Kokoちゃんは、ニューヨークの大都会に住む女の子が、メイソンジャーを持ってにっこりと「これが、私が1年間で出したごみの量です」って言った動画をみて、衝撃を受けたんだって。
それ以来、自分なりに工夫して楽しみながら、ゼロウェイスト生活をしてるそう。
日々の生活のなかで、ゼロウェイストを楽しむKokoちゃん。
たとえばインスタで、オシャレでかっこいいゼロウェイスターの人をフォローして、モチベーションアップしたり、便利なエコグッズの情報を収集してるそう。
そうやって実際に楽しみながら、ゼロウェイストを実践している姿に、その場にいたみんなが「楽しそう~♡」となっていました。
これって、すごくないですか?
とにかく、自分が好きで楽しくやってる!その気持ちが大前提なんだと思いました。
苦しい、つまらない、義務感でやってても・・周りの人たちは巻き込まれてくれません。
まずは自分が楽しくやってれば、いつのまにか周囲の人たちも参加して、その数が一定数を超えたら・・きっと地球の裏側でも同じような現象が起きてるはず!
だから、とにかく明るく楽しく。自分のテンションが上がる方法で。
それって、エコだけじゃなくて、いろんな物事に通じることかも。
そうだとしても、Kokoちゃんは誰かを咎める気持ちにはならないって言ってました。
ある人は、もしかすると確かにゴミをたくさん出して、ゼロウェイストからは程遠いかもしれない。だけど、別の分野ですっごい貢献してるかもしれない。
「私にできないことを、きっとしてくれてるから。役割だよね。だから私は、その人たちが出したゴミなんてなんとかできるくらい、自分のやることを楽しんでやるんだって。」
何をするにしても、この考え方ってすごくいい。
他者を批判するより、自分がやることをやってたほうが、結果的によい影響を及ぼす。Kokoちゃんも試行錯誤した結果、そう実感してるんだろうなって感じました。
ここからは、いよいよ、ゼロウェイスト生活の実践編です!
まずは、ストローを断るとか、エコバックを持ち歩くとか、タンブラーを使うとか。思い立ったらすぐにできることから始めよう。
ストローについては、こんなに素敵なエコグッズもあります。(Kokoちゃん、みんなにプレゼントしてくれてありがとう!包み紙も、ちゃんと要らない紙で。でもオシャレに包装してくれたよ)
スーパーだと、どうしてもお肉やお魚がプラスチックパックで包装されている。野菜も、プラスチックの袋に入ってる。
だけど、八百屋さんに買い物カゴをもって出かけたら。それだけで、過剰な包装ゴミを減らせる。可愛いお気に入りのカゴや、マイ容器を使おう!
ティッシュの使い捨てももったいない!要らなくなったお洋服を切って、可愛い瓶に詰めたら・・ゼロウェイストなオリジナルティッシュの出来上がり。
コットン100%のシャツなら、それで鼻をかんでも痛くない。むしろ、優しい肌触り!
さらに、お気に入りのアロマの精油や、オレンジやレモンをキュっと絞れば、自然な香りで癒される特別なマイティッシュに。おしゃれで楽しくて、そしてエコ!
最初は、ちょっと面倒くさいかもしれないけど、いいことづくめ。
気に入った商品があっても、それが過剰包装されていることもある。せっかく好きなものを選んで使うのだから、ゴミだって少ないほうがいい。
ならば、製造販売している会社に問合せてみよう!
「この商品とっても気に入ってるんですが、パッケージが減ったらもっと素敵だし、買いたくなります!」って。
どこの会社にも、たいていお客様窓口が用意されてるから。
きっと、あなたがその商品のファンだってわかったら、その声を大切にしてくれる。ちゃんと会議で話し合ってくれたりするんだって。
エコっていうと、どうしても「正義感」「真面目」なイメージがある人もいるのではないでしょうか?
それで、
「私には無理」とか「大変そう」って感じる人もいるかもしれない。
だけど、エコライフを楽しんでる女性がいることを知れば、もっとエコが身近に感じられるのではないでしょうか。
まずはできることから。タンブラーやお弁当、マイストローを持参してみましょう。
そして、そろそろ、プラスチックにはできるだけ引退願いましょう☆
自然と循環する暮らしを体現する、ゼロウェイスターへの一歩。できることから、一緒に楽しんでみませんか?